最近、ようやく気持ちの良い季節になってきましたね。4月は出会いと別れ、別れと出会いの季節で、うまくいっていても行かなくても落ちつかない月ですね。末ごろにどっと疲れが出たりもします。大人も子どもも気をつけたいですね。

 前回、こちらのブログで「平等は分断を生む」というお話をしました(参考「平等と分断」)。そこで今回は「じゃあどうしたらいいのだろう?」ということを私なりに考えてみました。

 クラスの人数を減らす、という提案はもうずいぶん前から出ていますが、35名なら(40名はきついです)複数担任制。副担ではなく全員を「2人でみる」のです。ずっと2人で見るのです。ワンオペは先生にもキツイです。一緒に話し合いながら教える方法を話し合ったり、得意分野を分担したり、交替でやったり、漫才のようにやったり。楽しくて生徒も集中できるのではないでしょうか。2人の相性が良くなかったらって?「協力してやっていくこと」ができない方はそもそも先生に向いていません。認め合い協力していく力がない、バディを組めない人はこどもにも協調性や適切なコミュニケーションを伝えられないでしょう。常時2人の先生が教室にいる「2人担任制」はきっと教室の雰囲気を変えるし、よい効果が見込めます。

次に「習熟度別クラス編成」です。これは一昔の予備校や進学校のように「今回のテストで90点以上ならAクラス。7080点はBクラス」というようなわけ方ではなく、もっと緩いイメージです。

どの教科も得意不得意な子がいます。当たり前です。でも現在の学校は「わかってもわからなくても先に進む」というようになっているので、得意な子は退屈。苦手な子はさっぱり、ということになっています。英語などはその最たるものです。地域の学校での温度差、いや先生の温度差で、ある子は曜日を全て英語で書けるような状態で中学に入ってくるし、ある子はアルファベットの大文字も危うい、という状態です。中学の先生は40人近くを教えるのですから、これは大変です  運動能力に個人差があるように、教科の理解も当然個人差があります。

国は「多様性の時代」といいながら「標準化」を求めています。それだと子どもたちは苦しいでしょう。大人が思っている以上に「勉強わからない!」「え!難しい」って思うことはこどもを不安にさせてしまうものなのです。得意な教科はどんどん進み、推理的な型にはまらない問題に挑戦できる。苦手な教科は基本的な箇所をじっくりゆっくりやっていく。試験問題もその担当の先生が8090点取れるくらいの問題を作成する。―実はこの方法を取り入れている私立の中学はもうあります―誰も「勉強で自信を失わない」これこそが「平等に教育の機会を与える」ことではないかと思うのです。競争したい子はすればいい。でもしたくない子もいるのです。

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